こんにちは、さおりんごです🍎⁂
今回は第109回 看護師国家試験の
第61問から第65問まで解説していきます🌟
Let’s go‼️ 🏃♂️❤️
第61問
第61問
妊娠37週の妊婦の胎児心拍数陣痛図の所見で正常なのはどれか。
1 胎児心拍数基線が110〜160bpmである。
2 胎児心拍数基線細変動を認めない。
3 一過性頻脈を認めない。
4 一過性徐脈を認める。
解答は、1 胎児心拍数基線が110〜160bpmである。🙆♀️
●胎児心拍数基線細変動
→副交感神経を介して行われる中枢性の
心拍コントロールの状態と、
心臓が持っているコントロールの状態を
把握するためのグラフです。
1分間に2サイクル以上の胎児心拍数の変動を示します。
基線細変動は6〜25bpmのものは正常です。
→一過性の頻脈は、正常です。
一過性の徐脈は、児頭や臍帯、胎盤異常が考えられます。

一過性の頻脈があるということは
赤ちゃんが元気だということです👶💫
第62問
第62問
子宮復古状態を観察する手順で正しいのはどれか。
1 観察は排尿前に行う。
2 褥婦にはファウラー位をとってもらう。
3 褥婦の膝を伸展させて子宮底の高さを測定する。
4 子宮底長は恥骨結合下縁から測定する。
解答は、3 褥婦の膝を伸展させて子宮底の高さを測定する。🙆♀️
【子宮復古とは】
妊娠前の子宮の大きさは鳥の卵程度ですが
それが妊娠後期には、長さは約5倍、重さは11倍にも
大きくなります。この産後元に戻っていくのを
子宮収縮といい「子宮復古」と呼ばれています。
🤰子宮復古の観察ポイント🤰
・観察前には排尿排便を済ませておく。
→腸や膀胱に子宮が押されることがあるため。
・仰臥位で膝を曲げてもらう。
→膝を曲げることで腹壁が弛緩し
子宮の観察がしやすい。
・片方の手の手指を揃え、少し湾曲させ
小指側を子宮底部に置き、静かに触診する。

🤰子宮底の測定ポイント🤰
・膝を伸ばしてもらい恥骨結合上縁を確認する。

・メジャーの起点を恥骨結合上縁に置いて
子宮底の最高点までを計測する。
第63問
第63問
正常に経過している妊娠36週の妊婦が、
次に妊婦健康診査を受診する時期として推奨されるのはどれか。
1 4週後
2 3週後
3 2週後
4 1週後
解答は、 4 1週後 🙆♀️
妊婦健康診査の通院頻度は通常
初期健診では1~2週毎
妊娠23週までは4週毎
35週までは2週毎、
36週以降は1週毎が推奨されている👩⚕️
妊娠初期はトラブルが多い時期であり
異常の早期発見するために
一週間に一回の受診をします🤰💨
妊娠後期では、赤ちゃんの成長が
とても早くなるため
こまめに受診して出産が遅れていないか
陣痛を待ってていいのか確認してくれます👶
第64問
第64問
災害派遣精神医療チーム〈DPAT〉で正しいのはどれか。
1 厚生労働省が組織する。
2 被災地域の精神科医療機関と連携する。
3 発災1か月後に最初のチームを派遣する。
4 派遣チームの食事は被災自治体が用意する。
解答は、2 被災地域の精神科医療機関と連携する。🙆♀️
【災害派遣精神医療チーム〈DPAT〉】
自然災害や犯罪事件・航空機・列車事故等の
集団災害が発生した場合、被災者の
精神的サポートを専門的に行うチームです👨⚕️
都道府県及び政令指定都市によって組織される✋
発災当日から遅くとも72時間以内に、
活動できる班を先遣隊として結成する🏃♀️💨
チームは交通・通信手段、宿泊、日常生活面等で
自立していることが求められる🚚
構成メンバーは、・精神科医師・看護師
・業務調整員(連絡調整、運転等、医療活動)
第65問
第65問
平成16年(2004年)に示された精神保健医療福祉の
改革ビジョンの内容で正しいのはどれか。
1 地域生活支援の強化
2 任意入院制度の新設
3 医療保護入院の明確化
4 精神障害者の定義の見直し
解答は、 1 地域生活支援の強化🙆♀️
精神保健医療福祉の改革ビジョンは
3つの柱が揚げられました!💪
「国民意識の変革」
→国民の理解を深める
「精神医療体系の再編」
→精神医療の改革
「精神保健医療福祉施策の基盤強化」
→地域生活支援の強化
精神疾患の患者さんはかなり増加傾向にあります。
三代疾病に、はいる勢いだといわれています😖

平成29年には、419万人も!!😳
現在はもっと増えているでしょうね、、
在宅で精神疾患の方が暮らせるような
仕組み作りが必要な時代です!
いろんな施策があるため興味がある方は
調べてみてください⭐️
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